Column
お役立ち情報

  1. HOME
  2. お役立ち情報
  3. 自社更新システムで変わるサイト運用

自社更新システムで変わるサイト運用

こんにちは。HP制作担当のKです。

今回は、お客様からご要望いただくことも多くなりました『自社更新システム(WordPress)』について
ご紹介したいと思います。

1. 自社更新システムとは

弊社では『自社更新システム』というサービスを提供させていただいております。

こちら、どのようなサービスかと言いますと、ホームページを更新する際に、お客様側で簡単に更新作業が出来るシステムを構築するサービスとなります。
更新の都度ホームページ制作会社に頼まずとも、ブラウザの管理画面上から更新作業が簡単にできるので、
ホームページ運用のランニングコストを軽減し、素早い情報発信が可能です。

WordPress管理画面
↑ このような管理画面上から操作が可能になります。

弊社のお客様にも『自社更新システム』をご導入いただいており、
 「新着情報更新」
 「求人情報更新」
 「商品紹介記事更新」
など実際にご活用いただいております。

また、今ご覧になられているこちらの記事も、そのWordPressで更新できるように
弊社でシステム構築をしたものになります。
投稿内容をジャンルごとに分ける機能を実装し、赤枠の項目をクリックすることで
3ジャンルの記事を切り替えることが出来ます。
WordPress利用例

このサービスでご導入いただいているシステムは『WordPress』というものになります。

2. なぜWordPressなのか?

弊社の『自社更新システム』サービスでは現在WordPressをご提供させていただいております。
ですが更新システムはなにも「WordPress」だけではなく、
他にも「Movable Type」や「CMS KIT」など数多く存在します。

ではなぜWordPressなのか?
まずはこちらのグラフをご覧ください。


(出典:Usage of content management systems for websites | W3Techs)

こちらはW3Techsが公開している、世界のwebサイトがどの更新システムを利用しているかの統計データになります。
W3Techsの調査によると2018年7月の段階で、
全世界の約31%のwebサイトがWordPressで構築されているという結果が出ています。
また、更新システムを利用したwebサイトに絞ると、そのうち約60%がWordPressを利用している状況です。

世界的に有名なところでは、
アメリカのホワイトハウスが去年12月のサイトリニューアルの際にWordPressを採用し、話題になりました。

【 なぜそんなにも利用者が多いのか? 】

その理由として以下の3つが挙げられます。

 ①無償公開されている事
 ②豊富な公開情報
 ③機能の追加(プラグイン)が豊富

これら3つの要素を「導入のメリット」として順にご説明していきます。

3. WordPress導入のメリットとデメリット

【 メリット 】

①無償公開されている事

WordPressは無償公開されているシステムですので、商用・非商用関わらず無料で利用することが可能です。
そのため私たちのような企業の者以外でも、一般の個人の方がブログで情報発信するために
WordPressを利用するケースもあり、入り口が広いため必然的に利用人口が多くなる傾向があります。

②豊富な公開情報

①で述べたように、一般の方でも利用されるケースが多いため、使い方を説明したwebサイトや
専門書籍などが数多く提供されており、必要な情報にアクセスしやすい環境が整えられています。
また、このような更新システムの中には有料の物もあり、そのような場合は公開されている情報が少ない分、
提供会社様からのサポートがとても充実していることが多いです。

③機能の追加(プラグイン)が豊富

WordPressには機能を追加するための【プラグイン】というものが存在します。
例えば、

・投稿目次の自動生成
・お問い合わせフォームの設置
・webサイトの読み込み速度の高速化
・投稿画像自動圧縮機能
・バックアップ機能
・不正ログイン防止機能
・SNS共有機能
・記事ごとのアクセスカウント

など、ホームページを運用する上で便利な機能を追加することが可能です。
他にも数多くのプラグインが公開されており、利用者数が多い理由の一つとして挙げられます。

④SEO

一般的に、WordPressはSEO対策に向いていると言われています。
第一にページの更新を行いやすいことや、SEO対策用のプラグインの導入によってページごとに
タイトル・キーワード・ディスクリプションを自由に編集、他にも読み込み速度を改善するなど
SEO対策する上での仕組みが作りやすいものになっています。
ですが例えば頻繁にページを更新したからと言って、必ずしもSEOに効果があるわけではありません。

・ホームページの内容に合ったものかどうか、
・ターゲットとするお客様が閲覧して理解できるものになっているかどうか、
・情報が充実し正しい内容かどうか、

等々、上記はほんの一部ですが、運用の仕方次第で効果に大きく差が出る点に注意が必要と言われています。

【 デメリット 】

①セキュリティ

オープンソースで尚且つ利用人口が多いシステムやサービスは、常に外部から狙われるリスクを持ちます。
ユーザーが様々な情報を手に入れやすいというのは、悪意のある人たちにとっても同じであるということです。
ホームページをWordPressで管理運用するうえで最低限行うべき対策として、

・管理ユーザー名を「admin」以外の予測しにくいものにすること
・導入したプラグインやWordPress本体のバージョンアップに気を配ること
・使用しないプラグインは削除すること
・WordPressのシステムファイル「wp-config.php」にアクセス制限をかけること

一部専門的な知識が必要なものもありますが、このように正しい知識と技術を持って
構築と運用をしていく必要があります。

②アップデート、プラグインの不具合

WordPressは利用人口が多く、そのため開発が活発です。
そのため定期的なアップデートが必要なのですが、その際に導入済みのプラグインに不具合が発生する可能性があります。
表示が崩れる、読み込めなくなる、管理画面にログインできなくなるなど、不具合の症状・規模は大小様々です。
ですのでWordPress本体やプラグインのアップデート(特にメジャーアップデート)の際には、
ホームページのデータ以外にも、サーバーのデータベース情報なども含めてバックアップすることが不可欠です。

4. さいごに

今回はWordPressについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

WordPressを最大限活用していくことで、お客様の会社・製品の魅力、情報などを
スピーディかつコストを抑えて発信していくことが可能となります。
こちらの記事をご覧になりご興味を持っていただいた際には、ぜひ弊社までご連絡をいただければと思います。

誠心誠意、お客様のお役に立てるホームページ制作をさせていただきます!

  • Web制作会社年鑑
  • ベンチャー通信編集部
  • 新聞・メディアに掲載されました
  • 渋沢栄一ビジネス大賞