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検索クエリについて知ろう!

こんにちは。営業のIです!
弊社のアクセス解析では、検索クエリの解析も行なっておりますが、「そもそも検索クエリって何?」「検索クエリから何がわかるの?」と言ったお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は「検索クエリの正しい見方」について詳しくご説明させていただきます。

      • 【目次】
      • 1.検索クエリとは
      • 2.検索クエリの考え方
      • 3.検索クエリの分類
      4.まとめ

1.検索クエリとは

検索クエリとは、googleなどの検索エンジンを使ってユーザーが実際に検索窓に入力した語句のことを指します。
どのような検索クエリで自社のHPが見られているのかを知ることで、
ユーザーが検索を行った意図を汲み取ることができます。

2.検索クエリの考え方

はじめてサービスを利用する顧客の認知から行動(購入や問い合わせ)に至る検索意図の推移は、
[図:検索クエリの考え方]のようになります。
一般的に、新規の顧客が認知してから購入まで1回の検索で完了することはあまりありません。
何度も何度も下調べしたのちに、実際の行動に至る(購入する・問い合わせる)といったように検索を行います。

そのため、直接コンバージョンに至らなくても、興味を深めるのに重要なクエリは分析する対象となります。
検索クエリの分析において重要なのが、そのクエリが成果に対してどのような位置付けにあるか探ることです。
検索意図ごとに分類分けを行い、分析を行う必要があります。

 [図:検索クエリの考え方]

3.検索クエリの分類

検索クエリの検索意図は、ユーザーによって様々です。
今すぐ欲しいのか、欲しいけど、どこにするべきか悩んでいるのか、また情報を得たいだけなのかなど、
検索クエリから想像し、分類分けを行うことが大切です。
そこで今回は検索クエリの分類方法を2つご紹介いたします。

ブランド・非ブランド

検索クエリがサイト名・サービス名を含まれているかどうかでの分類方法です。
サイト名・サービス名が含まれているクエリがブランド、その他のクエリを非ブランドで分類します。

ex)ブランド名:株式会社○○、○○サービスなど
非ブランド名:○○販売、○○制作など

上記の表は架空のスーパーマーケット「ベリーマーケット」の検索クエリの結果を表したものです。

ブランドの認知度が高い商品・サービスは、ブランドクエリが全体の8 ~ 9割を占めることもあります。
見て取れるように、一般的にブランドクエリの方が非ブランドクエリよりもコンバージョン*が高くなるのが特徴です。
*コンバージョン:獲得できる成果

インフォメーショナル、トランザクショナル、ナビゲーショナル

Google が提唱する「インフォメーショナル」「トランザクショナル」「ナビゲーショナル」という3つのクエリに分ける方法もよく挙げられます。
ユーザーがどんな検索意図で検索しているのかを重視し、認知~購入までカテゴリ別に分類を行います。

ⅰ.インフォメーショナル:情報収集のためのクエリ 「〇〇を知りたい」
ex)「野菜 新鮮」「無農薬 野菜」

ⅱ.トランザクショナル:取引行動のためのクエリ 「〇〇をやりたい」
ex)「近くのスーパー」「浦和 スーパー」

ⅲ.ナビゲーショナル:案内型のクエリ 「〇〇へ行きたい」
ex)「ベリーマーケット」

このような形で分類分けを行う事で、ユーザーがどのような意図で検索を行い、ホームページを閲覧しているのかを
理解することができ、今後のマーケティング戦略にも結び付きます。

4.まとめ

弊社で実施しているアクセス解析では、この検索クエリの解析を行い、お客様のターゲティングに沿ったご提案をしております。
「どのような内容のHPにすれば集客できるのかわからない」「もっと新規のお客様に知って欲しい」などお悩みがございましたら、ぜひお気軽に営業担当へご相談ください。

 参照

「ウェブ解析士 認定試験公式テキスト2021(第12版)」

「検索クエリとキーワードの違いとは?検索意図に応じた3つの分類とリスティング広告へ活かす方法を紹介」

    https://www.kwm.co.jp/blog/search-query/

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  • ベンチャー通信編集部
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