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アクセス解析を正しく読み取って活用しよう!

こんにちは、営業のOです。
弊社では、保守サポートプランをご加入のお客様に毎月アクセス解析報告書を提出しています。

アクセス解析には様々な種類がありますが、そもそも何を使えばいいのか、どこを見ればいいのかなど
なかなか難しいのではないでしょうか。今回は、弊社のアクセス解析で確認できる項目を中心に、
どんなことが分かるのか、そこから何を行えばいいのかを解説いたします!

1.アクセス解析の種類と仕組み

アクセス解析は、主に「サーバーログ方式」「パケットキャプチャ方式」「ウェブビーコン方式」の3種類に分かれます。
それぞれにメリットやデメリットがありますが、「解析の目的」や「解析したい項目」によって適切なものを選ぶことが
大切です。

サーバーログ方式

サーバーに解析ソフトをインストールして解析を行う方法です。解析データを見るためには、
サーバーからログデータをダウンロードする必要があります。

メリット
・過去に遡って分析可能
・PDF、画像、音声などの計測が可能
・検索エンジンクローラの訪問回数を把握

デメリット
・ウェブサーバが複数ある場合は難しい
・クッキーを利用している方式よりもユーザー判定精度が低い
・Flash内の遷移は、サーバへのリクエストがない場合は測定できない
・キャッシュ機能が使われたアクセスは測定することができない

パケットキャプチャ方式

インターネット上に流れる「パケット」を収集し、その中からウェブアクセスに関わる部分を
つなぎ合わせてアクセスログを生成する方法です。サーバーログ方式よりも高速な処理をすることができます。

メリット
・リアルタイムでログを集計でき、直前のアクセスを把握できる
・複数のサーバを統合し計測できる
・ PDF、画像、音声などの計測可能

デメリット
・ネットワーク上に専用の機器(パケットキャプチャサーバ)を設置する必要がある
・キャッシュ機能が使われたアクセスは測定することができない
・無料のツールは無く、比較的高価なツールしかない

ウェブビーコン方式

解析を行いたいウェブページに解析用のタグを埋め込み、そのウェブページが表示されたときに計測を行う方式です。
一般的に現在最も使われている「Googleアナリティクス」などはこちらに該当します。

メリット
・ビーコンタグを挿入するだけで計測ができるため、導入ハードルが低い
・複数サーバ間の計測ができる
・Flash内の遷移も計測ができる

デメリット
・大規模なサイトの場合、タグを実装する手間がかかる
・JavaScriptが利用できないブラウザの場合は計測することができない
・基本的に、計測用のタグを入れることができない場合(PDFや動画閲覧)は、設定をしない限りは計測ができない

2.見ると役に立つ項目

弊社では、上記で紹介させていただいた方法の中の「ウェブビーコン方式」で解析ができる「Googleアナリティクス」を
使用しています。
Googleアナリティクスでは非常に様々な観点から解析を行うことが可能ですが、その中でも特に注目すべき項目をご紹介いたします。

①検索クエリ

ユーザーが「どんなキーワードで」検索してホームページに訪れているかを見ることができます。
そのキーワードで検索された際の検索結果の表示順位も分かるので、会社名で検索されているのに
表示順位が低い…そんなときはSEO対策の強化やページ内容の見直しが必要かもしれません。

②デバイス別アクセス

PC、スマートフォン、タブレットのどのデバイスから最も閲覧がされているかを見ることができます。
もしPCよりもスマートフォンからのアクセスが多いにも関わらず、スマートフォン対応をしていない場合は、
スマートフォン対応を行うことで更なるユーザーの獲得につなげることができます。

③ページ別アクセス

サイト内のどのページが一番閲覧されているかを見ることができます。
お客様によって会社概要や製品ページ、技術情報など見られているページは様々ですが、
本来見て欲しいページが見られていなかったりする場合は改善が必要になります。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。
弊社のアクセス解析では、この他にも「都道府県別アクセス」や「トップページからの遷移先」などの解析も
行っております。※

集計した解析結果をもとに、お客様のホームページをよりよくするご提案なども日々考えておりますので、
アクセス解析の活用についてやホームページの改善に関することがございましたら、ぜひお気軽に営業担当までご相談
くださいませ!

※「アクセス解析報告書【詳細版】」のみの内容になります。

  • Web制作会社年鑑
  • ベンチャー通信編集部
  • 新聞・メディアに掲載されました
  • 渋沢栄一ビジネス大賞