アクセス解析の基礎知識
こんにちは!制作のUと申します。
ホームページ制作に関わると、アクセス解析という言葉をよく耳にします。
そもそもアクセス解析とは「どういうものなのか」「何をしたら良いか」など最初は何も分かりませんでした。
この記事では、そんな私がこれまで勉強して学んだことをまとめさせて頂きました。
ホームページを運用する上で、皆様のお役に少しでもお役に立つことがあれば幸いです。
1.アクセス解析とは
Webサイトの目標に対して、訪問者の情報や行動などを分析し、目標達成に向けての課題を見つけ出すことです。
アクセス解析を行う代表的なツールの一つとしてGoogle Analyticsというツールを弊社では利用しております。
Google Analyticsでは、Webサイトを訪問したユーザーの行動や情報が分かります。
例えば、以下の情報を知ることができます。
Webサイトへの訪問人数 閲覧してもらったページ Webサイトの滞在時間
2. Google Analyticsの解析項目
色々な解析項目を見ることができますが、今回は私が普段見ている5つの項目について
取り上げさせて頂きたいと思います。
▶ 解析例(私がよく見る5つの項目)
Webサイト内のページごとのアクセス情報を知ることができます。
人気のページを知りたいときや、特定のページのアクセス状況を知りたいときなどに参考になる項目です。
【離脱率に着目】
離脱率が高い場合は、興味を持ってもらえるよう改善を行った方がいいのではと考えます。
離脱率が低い場合は、そのページへの誘導を強め、他のページを作成する上での参考にしております。
今まで訪問してもらっていない新規のユーザーと、
複数回訪問してくれているリピーターに分けて情報を知ることができます。
【サイトの目的に合わせて分析】
取り扱っている商品やホームページの目的によって、新規とリピーターのどちらが多いと
Webサイトの改善内容を考える上に参考にしております。
どのページが最初に閲覧され、どこに遷移し離脱したのかなど、Webサイト内の移動状況を知ることができます。
上記の画像のように一目でページ毎のユーザーの状況が分かるので参考にしております。
Googleの検索結果から訪問されている最初の閲覧開始ページを知ることができます。
また、その閲覧開始ページがどんな検索キーワードで検索されているのかも知ることができます。
ページ毎に検索されているキーワードを知ることができます。
訪問してくれるユーザーに合わせてページの改善内容を考えることができるので参考にしております。
一人の特定ユーザーの行動や情報を知ることができます。
他の解析項目では指定した期間内に訪問があったユーザーの情報の全体的な情報だったのに対し、
この項目では目を引く特定の一人のユーザーの行動や情報を知ることができるので参考にしております。
3. まとめ
様々な観点からユーザーの行動を知り、ゴール(お問い合わせや商品購入など)に誘導できるよう
繰り返し分析と改善を行うことがWebサイトのアクセス解析です。
参考文献
木田和廣・できるシリーズ編集部(2017年11月17日)『できる逆引き Googleアナリティクス 増補改訂2版 Web解析の現場で使える実践ワザ 260 Googleタグマネージャ/オプティマイズ/データスタジオ対応 (できる逆引きシリーズ) 』株式会社インプレス.
日本Web協会(JWA)・奥野辰広・中川雅史・小寺沢裕子・石田 知志(2015年6月24日)『サイトの改善と目標達成のための Web分析の教科書』株式会社マイナビ.
「アナリティクス ヘルプ」, <https://support.google.com/analytics#topic=3544906>2018年5月アクセス